Pairsでマッチングが成立すると、メッセージの交換が始まります。マッチングしたからと言って油断はできず、ここから上手にメッセージ交換をして、ラインを交換したり、実際に会う、というところまで漕ぎ着ける必要があります。
しかし、実際には「マッチング成立してメッセージ交換まで行ったはいいけど、そこから進展しない」という人が多いです。上手にやりとりするためには、どうしたらいいのでしょうか。また、ラインを交換するタイミングはどのあたりがベストなのでしょうか。今回は、ペアーズでマッチング成立後の上手なやりとりについてご紹介します。
目次
ペアーズのメッセージ機能の使い方
ペアーズでは「いいね!」を送り合うとマッチングが成立します。この「マッチング成立」を経て、ようやくメッセージ交換が可能になります。ここでは、Pairsのメッセージ機能についてご紹介します。
男性は有料会員のみ利用可
メッセージ機能は、男性の場合、有料会員でなければ利用できない機能です。女性は無料で利用することができます。男性無料会員でも、1通目だけは無料で送信することができますが、女性から返信があった場合、それを開封するためには有料会員登録が必要です。
また「1通目のメッセージでラインを交換すればいいのでは?」と思われる方もいますが、1通目のメッセージでは原則ラインなどの外部でのやりとりに繋がる情報交換はできないルールとなっており、運営側で内容をチェックしているため、送ることができません。
ただし、Pairsはほかの出会い系アプリなどとは違い、定額制なので、メッセージの交換に回数制限や課金制度はなく、自由に何通でもメッセージのやりとりができます。焦らずに婚活、恋活ができるという利点があります。
1通目は運営の承認制
どんな場合でも、1通目のメッセージは承認制となっています。そのため、必ず運営がチェックしています。初回のメッセージでラインなどの外部でのやりとりに繋がる情報交換はできないルールなので、そういったメッセージを送ると相手に届かず削除されてしまいます。
1通目のメッセージに関しては、挨拶程度にとどめておくのが無難です。また、承認制なので、場合によっては相手にメッセージが届くまで時間がかかる場合もあり、すぐに返事が来ないこともあるので気長に待ちましょう。
メッセージが既読か確認する
相手がメッセージを読んでくれたのかどうか、確認したいという人もいます。この「既読・未読」を確認するためには、男性はプレミアムオプション(月額2980円~)、女性はレディースオプション(月額2900円~)に加入する必要があります。あると便利な機能ではありますが「既読なのに返事が来ない!」といったこともあるため、必要に応じて利用しましょう。
2往復メッセージ交換すると…?
メッセージを2往復やりとりすると、自動的に相手の「オンライン表示」が見れなくなります。そのため、相手がログインしているのかどうか、わからなくなります。
これは「メッセージを送ったのに返事が来ない、どうしてログインしてるのに返事をくれないの?」というトラブルを防ぐためのものです。
メッセージが全部消えてしまった!
メッセージを見に行ったら、今までのやりとりが全部見れなくなっていた、という場合、相手が退会してしまったか、もしくはブロックされたかのどちらかです。
どちらか一方が退会してしまうと、これまでの履歴はすべて見れなくなってしまうので、ラインなどの交換をした場合は、別の場所にメモを残しておくなどの必要があります。スクリーンショットで保存したり、紙にメモを取っておくなどしておきましょう。
また「退会したのかブロックされたのか知りたい」と言うケースもありますが、どちらであっても同じ表示となるため、判別することはできません。
好印象のメッセージのやりとり
メッセージ交換で重要なのは、好印象のメッセージを送ることです。相手に不快感を与えてしまうと、返信が来なかったりブロックされることもあります。ここでは、異性に好印象を与えるメッセージ内容についてご紹介します。
プロフィールを見てから質問する
メッセージをやりとりする上で、質問を上手に利用していくことは重要です。相手がどんな人か知るためにも、何か質問してみましょう。ただし、プロフィールはしっかり読んだ上で送るのがマナーです。
たとえば「趣味は料理」と書いてあるのに「趣味はなんですか?」と質問すれば「プロフィール見てないのかな?」と思います。そもそもプロフィールなど興味がなく、しっかり読んでいない、または別の人と情報が混同している、という印象になってしまいます。
質問をするときは、プロフィールを読んだ上で、プロフィール情報を絡めた質問をするとうまくいきます。たとえば「料理が趣味とありますが、普段はどんなお料理をされるんですか?」などが理想的な質問です。
相手が読みやすいメッセージを意識
メッセージは、相手が読むために送るものなので、読みやすい文章、読みやすい長さなどを心がけましょう。たまに、長文のメッセージを送ったり、逆に短すぎる文章を送る人、相手からの返信を意識しないメッセージを送る人がいます。
自分ではそう意図していなくても、相手にとっては読みにくいメッセージである場合もあるので、難しい言葉はなるべく使わず、内容は簡潔にわかりやすくシンプルなものにしましょう。
相手の言葉に反応する
メッセージのやりとりとは、相手のメッセージに反応することです。相手のことなんかどうでもいい、という姿勢で自分のことばかり語るのはマナー違反です。相手から返事がきたら、その内容を汲んだメッセージを返信しましょう。
相手からの反応を無視する形でメッセージを送ると、相手は「蔑ろにされた!」という気分になります。どんな些細なことであっても反応してあげましょう。
絶対に送ってはいけないメッセージ(男性編)
相手に絶対に送ってはいけないメッセージというのがあります。ここでは、男性から女性に絶対に送ってはいけないメッセージの例をご紹介します。
女性を差別した内容
Pairsには、真面目に婚活や恋活をしている女性が登録しています。いずれは結婚、という相手を探すとき、男性が女性を差別するような発言をしていたら自然と離れて行ってしまいます。たとえば「女なんかどうせ金目当てなんだろ?」「女が仕事したって無駄、黙って男に従っていればいい」などです。
ほかにも卑猥な表現や性的な表現で不快に感じる女性は多く、そういった発言が多い男性は通報対象になることもあります。女性を軽蔑するような思想を持っていたり、普段から差別発言をしているとメッセージにも露見することがあるので注意しましょう。
挨拶や敬語がない
メッセージ交換では、相手の顔が見えない分、印象が大事です。これからラインの交換などに発展していくのだとしても、まず最初の段階では挨拶や敬語が大事です。
年齢を見て「年下だから」という理由で最初からタメ口だったり、挨拶が一切ない、といったことで印象が悪くなるケースが多いです。気心の知れた仲間とのやりとりではないので相手に敬意を払って接するようにしましょう。
自分語りをしない
男性は「自分語り」のメッセージを送る人が多いです。すでにプロフィールに自己紹介文は掲載しているので、そこにある情報はメッセージで送る必要はないのですが、長文の自己紹介文を送ったり、今日あった出来語ことなどを日記のように綴って送信するケースがあります。
これらはただの自己満足であって、相手の女性はそれを読みたいとは思っていません。このような男性は、長文のメッセージを読む時間と手間がかかることを考慮していません。
相手はあなたのファンではないので「サービスしてあげているつもり」でも迷惑である可能性があります。自分と相手の押し引きのパワーバランスが同じくらいになるように調整しましょう。
絶対に送ってはいけないメッセージ(女性編)
相手に絶対に送ってはいけないメッセージというのがあります。ここでは、女性から男性に絶対に送ってはいけないメッセージの例をご紹介します。
返事が短すぎる
女性に多いのは、返事が短すぎてとっかかりがなく、それ以上会話が続かなくなる、というケースです。たとえば「こんなことがあったんですよ」というメッセージに対し「そうなんですか」と一言だけ返す、という方法では、相手は次にどんなメッセージを送るか思案します。
このように、返事が短すぎて反応が薄いと感じるメッセージでは返事が来なくなるケースが多いです。警戒心が強い、という場合もありますが、あまり自分のことを知られたくないと思いすぎて、無難な返事しか返せないのであれば、なかなかそれ以上進展するのは難しいかもしれません。
マナーが悪い
挨拶や敬語を使わない女性、乱暴な言葉遣いの女性は、避けられる傾向があります。まるで男性のように振舞ったり、偉そうな態度であったり、そもそも挨拶をしない、といった様子では、相手にしてもらえません。
やはりメッセージのやりとりをしている段階では、相手はまだ友達ではありませんから、敬意を表して丁寧に接するのがマナーです。とくに男性は女性のマナーをしっかりチェックしています。
なかなか返信しない
女性は無料で利用できますが、男性は有料会員のため焦って利用しているケースが多いです。できればメッセージは、その日のうちに返信するようにしましょう。「いつ返信してもいいや」と思っていると、男性は退会してしまうかもしれません。男性には時間の余裕がないんだ、ということを理解した上でメッセージの返信を行うようにしましょう。
返事が来ないとき
相手から返信が来なくなってしまった!という場合、いろいろ原因を考えてしまいますが、もし返信が来なくなってしまった場合は以下の対策をしましょう。
とりあえず待ってみる
とくに男性会員の場合、相手の女性は無料会員である場合が多いので、あまり時間に拘束されずゆったりと婚活しています。つまり「今忙しいから返信できない、来週あたり返信しよう」と考えているかもしれません。焦らず待ちながら、別の女性にもメッセージを送りましょう。
今までのやりとりを見て改善点を見つける
どういうメッセージを送ったら返事が来なくなったのでしょうか。決定的な一言を送っているかもしれません。例えば代表的なもので言えば、女性が「私は手芸が好きで、よく編み物してるんですけどセーターとか着ますか?」とメッセージを送信したのに対し男性が「俺、セーター着ません」と一言だけ返信する、というものです。
このように、相手が気を使ってくれている状況に対し「俺は知りません」「俺はそういうの興味ありません」と言ってしまうと、そこですべてがストップしてしまいます。メッセージではニュアンスが伝わらないので冷たいメッセージとなります。このような改善点を見つけて、今後のやりとりに生かしていきましょう。
とりあえずラインIDを送る
返信が来ないまま、有料の期間を終了して退会する予定の男性もいます。このような場合、相手からの返信を待たずに、とりあえずダメもとで「ラインIDこれだから、よかったら返事ちょうだい」と送る方法があります。「ラインくらい登録してあげよう」ということで返事をくれるかもしれません。
ライン交換のタイミング
メッセージ交換で重要なのは、メッセージからラインのID交換やメアド交換など、Pairsの外部の連絡先をゲットすることです。では、メッセージ交換をして、どのタイミングでラインの交換をすればいいのでしょうか。
1週間ほどやりとりをしてから
仕事などがあってすぐに返信できないこともあるので、1週間ほど余裕を持ってやりとりをしてからラインIDを交換しましょう。よく2~3通目で「じゃあ、LINE交換しようか」となる人もいますが、それは早すぎかもしれません。相手との温度差があると拒否される可能性があるので、様子を見て数日やりとりしてからの方がスムーズに交換できるでしょう。
男性からライン交換する
女性からはなかなか言い出しにくいものです。「もしかしてガツガツ系なのかな?結婚に焦ってるのかな?」という印象になるので、女性からは言い出せません。そこで男性から「ライン交換しようよ」と声をかけてあげましょう。
会う約束をしてから
「じゃあ今度会おうよ!」ということになってからライン交換するのもアリです。むしろ、自然な流れで交換することができます。女性も「そうだね、じゃあライン交換しないとね」という感じになるので、好都合です。
できれば、何かのイベントや催し、映画の上映などに合わせて「一緒に行かない?」と誘うと成功しやすいでしょう。ラインを交換してから会う約束をするより、会う約束をしてからラインを交換する方がスムーズに進展します。
ペアーズの本番はライン交換してから!スタート地点を見失わない
ペアーズというサイトを出会いに利用する場合、マッチング成立がスタートラインだと思っている人も多いですが、実際はマッチング成立してもメッセージ交換がうまくいかずに終わるケースが多く、まだスタート地点にたどり着けていない人が多いです。
本当のスタートは、ラインのIDを交換し、ペアーズの外でやりとりできる状況になる、という所からです。あくまでPairsはきっかけ作りです。メッセージ交換のコツを掴んで、上手にやりとりしましょう。